日本語教授コース


日本語教育能力検定試験受験講座


日本語教育能力検定試験の中でも特に重要な「文法」と「聴解」に重点をおいた講座です。試験まで時間のある時期だからこそ、じっくり基礎の勉強をしたいという方におすすめです。勉強をしなおしたい現役の日本語教師の方も、どうぞ。


4月上旬から5月下旬の日程で開講します。詳しくはお電話にてお問い合わせください。


日本語教育能力検定試験受験講座


日本語教育能力検定試験は試験範囲が広いことが特徴です。文法、歴史、教育論、聴解、作文など、試験の形式に沿って短期間で試験対策をすることができます。また、各分野を結びつけて学べるため、日本語教師としての総合的な力をつけることができます。

 

6月上旬から10月上旬の日程で開講いたします。詳しくはお電話にてお問い合わせください。



外国人に日本語を教えるための教室

「試験は合格したけど、授業をする自信がない・・・」

「授業研究がしたい!」

「そもそも日本語教師ってどんな仕事なのかわからない」

このコースでは学習者の喜ぶ授業、学習者が成長する授業とは何かを考えます。 よりよい授業を目指す現役日本語教師の方にもお勧めです。

10月下旬から3月下旬の日程で開講しております。詳しくはお電話にてお問い合わせください。



卒業生の声


有村貴子さん 日本語教師歴:13年

鹿児島大学 非常勤講師

有隣館にきたきっかけ海外で仕事がしてみたくて日本語教師を志望しました。有隣館を知ったのは友人の紹介です。

今の仕事をするまでの経緯日本語教育能力検定試験に合格後、有隣館や県民交流センターで経験を積み、上迫先生の推薦で鹿児島大学留学生会館でも授業をするようになりました。5年後にタイへ行き、2年間日本語を教えました。念願の海外生活でした。帰国後も有隣館や鹿児島大学で教えて6年になります。大学では留学生だけでなく、その家族や研究員向けの授業も担当しています。

メッセージ:有鄰館で勉強してからずいぶん経ちましたが、初めの経験は重要です。日本語教育の基礎を上迫先生に指導していただいたことが、今でも日本語教師のベースになっています。

松本明代さん 日本語教師歴:5年

有隣館 日本語教師

 

有隣館にきたきっかけ日本語の勉強に興味をもったことです。初めから日本語教師になろうと思っていたわけではなく、気軽な気持ちでした。

 

メッセージ日本語教師は難しい仕事だと思います。(笑)しかし、工夫をしながら授業をしていく中での学びが多い日々を送っています。有隣館は教育の現場が身近にあるため日本語教師の仕事のイメージがわきやすく、試験合格だけでなく、その後の教師としての姿を考えることのできる学校だと思います。

小原俊彦さん 日本語教師歴:25

大阪大学 非常勤講師

有隣館にきたきっかけ日本語教育に従事したいと思い、日本語教育機関を探していました。新聞の広告で知りました。

有隣館で学んだこと「今やってることは何を目指したものなのか」、「それは学習者のためなのか」という、知識や教授技術以前の根源的な問題を常に自分で考える姿勢が身に付きました。有隣館で学んだことは今も仕事をする上での基本姿勢になっています。

 今の仕事をするまでの経緯有隣館で学んだあと、専門学校の日本語教育科で留学生に教えました。その後、国際交流基金の派遣事業によりウズベキスタンの大学で3年間仕事をしました。帰国後、大学院で第二言語習得の研究をし、大学院を出てから10年ほど今の仕事を続けています。

メッセージ法をはじめとする言語形式を学習者に教えることが日本語教育なのではありません。学習者は「学習者」である以前に社会の中で生きる一人の人格です。一人の人格が日本語での「新たな声」を獲得するのをお手伝いする、という意識を持ち続けてほしいと思います。

下家百合子さん 日本語教師歴:1年

 

小学校教諭 外国人児童教育担当

 

 

 

有隣館にきたきっかけ:ずっと小学校教育に携わっていましたが、外国で仕事がしたいという気持ちもあり、日本語教師に興味を持ちました。有隣館はホームページで知りました。

 

お仕事の内容:小学校に通う外国人児童に対して、一人ひとりの日本語能力に合わせて個別に指導してます。国語や社会など、通常の科目の中で使われる「学習言語」の習得は、学習者にとって難しいものです。学習者が通常の授業についていけるように、福岡県内の提携校と協力しながら指導しています。

 

やりがい:学習者の不安な気持ちを察することなど、これまでの特別支援学級での経験が生かされています。福岡は全国に先駆けて外国人児童の教育に力を入れているので、学びが大きいです。